課題名 | 真菌の分類・同定とその手法の開発(6) |
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課題番号 | 1998000638 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・特性分類研 |
研究期間 | 継H07~H16 |
年度 | 1998 |
摘要 | 植物真菌病の原因菌として、茨城県産のカボチャからこうがい毛かび病菌(Choanephora cucurbitarum)(新病害)を、宮城県産のリーキから葉枯病菌(Pleospora tarda)(新病害)を分離・同定した。真菌の同定は胞子等の形態的特徴に基づいて行われるが、特に下等真菌はそれら形態の誘導が困難であり、同定に長期間を要する。そのため、形態に依存しない迅速な識別法の確立が求められている。8年度までの未解決問題を検討・改良し、4種類の薬剤(ジメトモルフ、メタラキシル、ヒメキサゾール、ピマリシン)に対する感受性の違いを相対生育度で評価する方法によって、下等真菌の分類学的所属を推定する技術を確立した。 |
カテゴリ | かぼちゃ 薬剤 |