分生子層形成菌群の寄生特性の解明(29)

課題名 分生子層形成菌群の寄生特性の解明(29)
課題番号 1998000658
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 環境生物・特性分類研
研究期間 完H07~H09
年度 1998
摘要 炭疽病菌を代表とする分生子層形成菌群は、生態的に多種多様である。このうち、炭疽病菌Colletotrichum higginsianum(アブラナ科系)、C. trifolii(アルファルファ系)、C. gloeosporioides(イチゴ系)は寄生性が明瞭に異なった。また、Colletotrichum spp.を染色体上の反復DNA配列(CAG)の違いで検出する方法によって類別すると、上記3種は各々群を形成し、遺伝子型においても他のものと区別できた。これらの分生子の各種植物体上での挙動を比較したところ、接種24時間後までは、宿主・非宿主の区別なく植物体上で発芽して付着器を形成した。接種48時間後では、宿主植物上では付着器から侵入菌糸を作って伸長したが、非宿主上では付着器の形成までで止まり侵入菌糸は作らなかった。接種72時間後では、接種48時間後と同じ結果を維持した。これより、寄生性の違いは付着器から侵入菌糸が伸長するところの制御系に起因すると推定した。
カテゴリ あぶらな アルファルファ いちご 炭疽病

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