課題名 | 鶏呼吸器病ウイルスの迅速検出・識別法の開発(115) |
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課題番号 | 1998003757 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
研究分担 |
ウイルス病・発病機構研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 鶏には様々な呼吸器病ウイルスが侵入・蔓延する機会が多いが、これらの多くのウイルスは初代培養細胞もしくは発育鶏卵を使用せねばならず,迅速に対処することが難しい。本年度はそのうちニューカッスル病ウイルスについて検討した。既報のF蛋白質遺伝子シークエンスデータから2組のPCRプライマーを設定し、RT-nested PCR法を確立した。本法をハトなどの野外材料に応用した結果、ウイルス分離とほぼ同等の成績を得たが、ウイルス分離陰性の材料からでも陽性例があり、本法の感度の高さが示された。また、PCR産物の制限酵素切断パターンでワクチンタイプと野外ウイルスの識別が可能であった。 |
カテゴリ | 病害虫 診断技術 鶏 防除 |