プリオン病の分子病理学的解析法の開発と応用(126)

課題名 プリオン病の分子病理学的解析法の開発と応用(126)
課題番号 1998003768
研究機関名 家畜衛生試験場(家衛試)
研究分担 総合診断病態・感染病理研病原診断研
研究期間 継H09~H14
年度 1998
摘要 ヒストブロット法を用いてスクレイピー感染、非感染マウスおよびプリオン遺伝子欠損マウスの脳におけるプリオン蛋白質の分布を検索した。感染および非感染マウスの脳をブロットした未処理のメンブランでは、抗PrP抗体との反応が脳全域にわたって認められ、この反応はプロテイナーゼK処理によって消失した。このプロテイナーゼ処理したメンブレンをオートクレーブ処理すると感染マウスでは抗体との反応が認められ、その分布は免疫組織化学的検査による異常プリオン蛋白質(PrPSc)の分布と一致していた。すなわち正常プリオン蛋白質(PrPC)およびPrPScの動態を追うことが可能になった。その結果、感染マウスではPrPCが減少している可能性が示唆され、PrPCの減少はPrPScの蓄積分布と一致して観察された。本方法を牛および羊に応用したところ、BSEおよびスクレイピーの診断に有用であることが示された。
カテゴリ 病害虫 診断技術 羊 防除

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