課題名 | 食品・蛋白質に対する免疫応答機構(150) |
---|---|
課題番号 | 1998000985 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
加工・機能開発研 |
研究期間 | 完S63~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 牛乳アレルゲン、β-ラクトグロブリン(BLG)及びβ-カゼインについて、各種実験動物抗体やアレルギー患者IgE抗体の結合領域(エピトープ領域)を明らかにした。BLGに特異的なマウスT細胞クローンを株化し、細胞表面マーカー等、諸性質及び機能を明らかにした。卵白アレルゲン、オボムコイド(OVM)について、実験動物抗体の結合エピトープ領域を明らかにした。OVMに対してモノクローナル抗体13種を得、そのうち10抗体が不連続型エピトープ結合性であった。鶏卵卵白の低アレルゲン性代替物としてダチョウ卵白蛋白質に着目し、オボアルブミンとOVMを同定、その化学的性質を調べるとともに、アレルギー患者血清を用いて低アレルゲン性を確認した。食肉アレルギーに関しては、食肉加工品に感受性がある患者は、つなぎに用いる異種蛋白質が問題となる場合が多いことを明らかにした。 |
カテゴリ | 加工 機能性 ダチョウ 鶏 |