課題名 | カミキリムシ類等鞘翅目昆虫の行動制御因子の解明(48) |
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課題番号 | 1998003530 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生体情報・行動調節研(東京大学) |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | ゴマダラカミキリについて性フェロモン活性成分の合成と解明を試みた。ゴマダラカミキリは、果樹試興津支場と大分県柑橘試、沖縄農試などで採集し温州みかんの枝や人工飼料で飼育した。8年度までに化学構造を推定した成分のうちさらに2種の物質の合成に成功した。性刺激活性は俵型ガラス片(直径12mm、長さ2cm)に抽出物を塗布して雄に触れさせる方法で評価した。8年度に合成した化合物に加え、9年度新たに合成された化合物はいずれも雄に対して腹曲げ反応を引き起こした。各化合物単独では雌抽出物の活性に及ばなかった。 |
カテゴリ | 温州みかん 性フェロモン |