課題名 |
数値標高モデル生成手法の高度化に関する研究(75) |
課題番号 |
1998001961 |
研究機関名 |
農業工学研究所(農工研)
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研究分担 |
資源造構・土地研土木地質研
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研究期間 |
完H06~H09 |
年度 |
1998 |
摘要 |
地すべり・斜面崩壊危険度の予測に利用することを目的として、小縮尺地形図の等高線データと衛星リモートセンシングデータとを併用することにより、省力的で低コストな数値標高モデル(DEM)生成手法の開発を行った。6年度は、地形図の等高線データからDEMを作成するための各種補間手法の特徴、問題点を整理し、地域資源管理用の地理情報システムを用いた精度評価用の基準DEMを作成した。7年度は、ランドサットデータの持つ陰影情報から地形傾斜度及び傾斜方向を推定するためのプロトタイプのプログラムを作成するとともに、精度評価用基準DEMと重ね合わせて、その精度評価を行った。8年度は、特に詳細な地形情報が得られない開発途上国を対象に、精細なDEMを生成する手法の具体的な開発を行った。また、9年度は、地盤沈下に関わる地形地質情報及び各種機関による地下水位・地盤沈下観測データを収集し、これを格納するデータベースシステム、及び地盤沈下状況の評価・一般ユーザへの啓蒙を目的とするデータブラウザシステムを構築し、茨城県下や埼玉県下のデータをもとに試験運用を行った。DEMに関する研究成果は、インターネット・ホームページに公開した。
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カテゴリ |
管理技術
データベース
低コスト
リモートセンシング
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