課題名 | 新規胚乳形質をもつハダカムギ遺伝的素材の開発(32) |
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課題番号 | 1998003017 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・育種工学研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 四国地域の特に瀬戸内側の地域農作物であるハダカムギの胚乳特性の改変は、利用法の拡大のために重要である。遺伝子導入法の確立していないハダカムギの形質転換系の開発を目標とし、まず未熟胚からの胚盤カルスの誘導の条件を確認した。圃場で開花後約20日の四国裸84号の穂の未熟胚を取り出し70%エタノールとアンチホルミンで表面殺菌し、マルトースと2,4-Dを含む改変MSアガロース培地に静置した。計96個の未熟胚を供試し、そのうち81がカルス化した。74が胚盤からの、7が子葉鞘からのカルスと思われた。また、エレクトロポレーションによる未熟胚由来カルスに対する遺伝子導入の可能性を検討したが、遺伝子の導入は確認できなかった。 |
カテゴリ | 育種 機能性 はだか麦 |