課題名 | 有用トビムシの選抜並びに大量飼育法の確立 |
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課題番号 | 1998002402 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
総合研究畑地利用・総研3畑土壌研 |
研究期間 | 新H10~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | ある種の菌食性トビムシは、病原性糸状菌Rhizoctonia solani(AG-4系統)によるアブラナ科野菜等の苗立枯れ症の発生を抑制することを解明した。この機能を活用した汎用技術を開発するため、AG-4以外の多系統のR.solaniも標的にしてその発症を抑制するトビムシ種を選抜しつつ、その簡易増殖技術を開発する。10~11年度は種々の系統のR.solaniを食するトビムシ種を選抜し、これらの発病抑制効果を検定する。11~12年度は、有用トビムシ種の繁殖に好適な餌と省力的な飼育条件を解明する。これらにより、トビムシを用いた苗立枯れ症抑制技術の実用化への端緒となる基礎的手法が確立される。 |
カテゴリ | 病害虫 あぶらな 水田 中山間地域 農薬 繁殖性改善 野菜栽培 |