小胞子の分化発育過程における多窒素条件下の冷温障害発生機構の解明(56)

課題名 小胞子の分化発育過程における多窒素条件下の冷温障害発生機構の解明(56)
課題番号 1998002408
研究機関名 東北農業試験場(東北農試)
研究分担 地域基盤・生理生態研
研究期間 継H08~H12
年度 1998
摘要 イネの穂孕期前の多窒素条件が不稔発生を助長するメカニズムについて、小胞子の分化発育過程および花粉の発育過程から解析している。光条件および多窒素による冷害発生を軽減するといわれているリン酸の効果について検討した。その結果、1)遮光+多窒素条件は、冷温処理をしない場合でも小胞子数・花粉数ともに減少させ、冷温処理はこれらの減少を助長した。2)2倍濃度のリン酸+多窒素条件では、稔実歩合・小胞子数・花粉数の減少を軽減する傾向を認めた。これらのことから、多窒素の害は遮光条件下で顕著であり、リン酸は多窒素による小胞子の分化および花粉数の減少を回復することで稔実の向上に影響していると考えられた。
カテゴリ 水田 凍害 光条件

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