作物生育推定のためのメカニスティックモデルの開発(68)

課題名 作物生育推定のためのメカニスティックモデルの開発(68)
課題番号 1998002419
研究機関名 東北農業試験場(東北農試)
研究分担 総合研究・総研4
研究期間 継H09~H14
年度 1998
摘要 現場利用可能な作物生育モデルを構築するためには、葉齢や草丈の増加速度と気象条件の関係、その関係の生育ステージの依存性を定量化する必要がある。そこで、温度勾配温室を用いて、生育時期別に処理を行い、主要4品種の生育を調べた。草丈と葉齢の増加速度と気温の関係は生育ステージによって異なり、ステージが進むほど速度が低下する。温度処理は葉齢と草丈に差を生じるが、処理終了後20日程度でその差は一時的に小さくなり、その後再び差が増大する。再度生ずる生育差と前歴処理温度との間に一定の関係はみられない。18度以上の温度範囲で、幼穂形成前に処理を行った場合には、気温は出穂期に大きな影響を与えないが、幼穂形成期後では低温で出穂が遅延する。このような生育ステージにおける温度に対する反応の変化を発育モデルに組み込む必要がある。
カテゴリ 温度処理 水田 凍害 品種

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