課題名 |
野菜の高付加価値周年生産技術の導入及び普及条件の解明(74) |
課題番号 |
1998002425 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
総合研究・総研5
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研究期間 |
継H08~H11 |
年度 |
1998 |
摘要 |
対象地の農家モデルを構築するため、労働組織編成別にホウレンソウの収穫作業のタイムスタディを行った。雇用型経営の収穫作業の作業能率は一斉収穫により高いものの、調整作業は他の農家とあまり変わらず、雇用労働を導入することによって大量出荷を実現していることなどを明らかにした。また、技術選択に関する生産者の意識調査を行った。「寒締め栽培」に対する生産者の技術受容に関する抵抗感が技術普及上の制約になっていると考え、当該技術への潜在的な抵抗感の規定要因について調査し、数量化2類を用いて分析した。その結果、「コミュニケーション行動」「菜っぱの冬作経験」「性別」が、抵抗感の高低に強く作用すること、男性は潜在的な抵抗感をもつため、当該技術への理解や技術の有益性への認知が妨げられる傾向のあることを明らかにした。
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カテゴリ |
経営管理
高付加価値
栽培技術
出荷調整
水田
中山間地域
ほうれんそう
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