課題名 | たん白質含量の遺伝的改変による高たん白質品種の育成(158) |
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課題番号 | 1998002510 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・麦育種研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 近赤外分析法によるたん白含量の1粒分析を試みた。コユキコムギ/さび保20のF3種子の近赤外分析法による一粒たん白含量分析を行って、F2個体別の平均で比較した場合、F2の423個体中、高たん白のものを4個体認めた。これは、たん白質含量が3つの部分優性遺伝子によって支配されているとする期待比(高たん白:低たん白=1:63)に適合していた(x2=1.05,P=0.31)。このため、近赤外分光法による一粒分析は燃焼法ほど精度が高くないため、種子選抜への適用は困難であるが、個体選抜には利用可能と思われた。 |
カテゴリ | 育種 近赤外分析 品種 |