| 課題名 |
トリフォリューム近縁種からシロクローバへの耐干性及び耐暑性の導入 |
| 課題番号 |
1998002563 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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| 研究分担 |
草地・飼料作物研(上席)
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| 研究期間 |
新H10~H12 |
| 年度 |
1998 |
| 摘要 |
西南暖地におけるシロクローバ品種の栽培面積を拡大するためには耐干性及び耐暑性の賦与が必要不可欠である。そこで、シロクローバ品種の耐干性及び耐暑性の向上及び生産性の安定化と適応地域の拡大をはかるために、トリフォリューム近縁種より両特性の遺伝子をシロクローバへ導入し有用な育種資源の作出をはかる。そこで胚珠培養技術を持ちいて両特性に優れるT.occdentale及びT.uniflorumとシロクローバとの雑種植物の作出を図る。さらにT.ambiguumとシロクローバとのBF1雑種植物の稔性を向上させ、両特性に優れる育種資源を作出する。10年度はシロクローバとT.occodentale及びT.uniflorumとの交雑によりF1雑種植物の作出を行う。11年はF1交雑植物の稔性及び生理・形態特性解明及びシロクローバとの戻し交雑植物の稔性及び生理・形態特性の解明を行う。平成12年度はBF2交雑植物について農業特性を解明するとともに優良な遺伝子型の選抜を行う。期待される成果:シロクローバへ耐干性及び耐暑性等の形質が導入された交雑植物が作出され、環境耐性に優れる新品種開発のための育種資源としての利用が見込める。
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| カテゴリ |
育種
飼料作物
新品種
耐暑性
中山間地域
肉牛
品種
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