やませの進退予測に基づくホウレンソウの播種適日予測技術の開発

課題名 やませの進退予測に基づくホウレンソウの播種適日予測技術の開発
課題番号 1998002636
研究機関名 東北農業試験場(東北農試)
研究分担 総合研究地域基盤・気象研総研5
研究期間 新H09~H13
年度 1998
摘要 やませによる低温はホウレンソウ生産に有益なので、その進退予測に基づいて夏の収量低下を軽減する技術を開発する。9-10年度は、発芽に及ぼす地温・土壌水分の変化の影響を解析し、10-11年度には、数日後のやませの侵入・衰退の予測を可能にする。12-13年度には、予測に基づきやませが生育に有利に作用するように播種日を移動し、その効果を評価する。9年度には、発芽時刻と生育との関係を解析した。発芽は播種後3-5日で多く、その後、土壌水分の低下に伴って、高地温・少水分となる日中の発芽が減少した。このことから発芽は水ストレスの高まる時刻に抑制されるといえた。また、発芽時のストレスはその後の生体重も著しく抑制した。したがって、発芽までの土壌水分の減少と地温上昇の抑制が、生育を改善するとみられた。また、岩手県山形と久慈でやませと海風の侵入範囲を動的に解析した。山間の山形では、海風が侵入しないため沿岸の久慈に比べ頻繁に高温になった。しかし、やませは山形まで侵入して気温低下をもたらし、侵入時期前後に播種したホウレンソウの発芽率を高めた。ホウレンソウの地域別収量は、頻繁に海風が侵入する沿岸で多かった。
カテゴリ 播種 ほうれんそう

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