課題名 | アブラナ科野菜害虫の生物的防除法の開発(287) |
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課題番号 | 1998002639 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
地域基盤・害虫予察研 |
研究期間 | 完H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 寄生蜂の利用によるコナガの生物的防除法の開発を目指す。台湾から導入したコナガの幼虫寄生蜂セイヨウコナガチビアメバチを6月にキャベツ畑に放飼したところ、コナガ4齢幼虫密度および蛹密度は寄生蜂を放飼しなかった畑と比べて約3分の1に抑制された。また、土着の幼虫~蛹寄生蜂コナガヒメコバチを6月にキャベツ畑に放飼したところ、7月初めのピーク時密度は放飼していない区と比べて低かった。10年から地域総合プロジェクトで同様の課題を担当するため、本課題は繰り上げ完了とする。成果の受け渡し先は公立研究機関。残された問題である、寄生蜂の効率的利用法の確立は、地域総合で継続する。 |
カテゴリ | 病害虫 あぶらな 害虫 管理技術 キャベツ 生物的防除 |