冷蔵精巣上体からの凍結精子によるin vitro保存法の確立(49)

課題名 冷蔵精巣上体からの凍結精子によるin vitro保存法の確立(49)
課題番号 1999000412
研究機関名 農業生物資源研究所(生物研)
研究分担 遺資二・動物保存研
研究期間 完H09~H11
年度 1999
摘要 貴重な動物遺伝資源が、疾病・事故等により死亡し喪失する危機にある際に、精巣上体精子を確実に採取・凍結保存することを目的とする。現地では技術者や機器の不在のために、凍結作業は見送られることが多い。そこで、死亡した雄個体から精巣上体を摘出し実験室まで冷蔵輸送した後、精巣上体精子を採取・凍結保存する手法ならびに生体を得る技術を確立する。本研究ではブタをモデルに、1~3日間冷蔵した精巣上体より精巣上体精子を採取・凍結したところ、融解後の精子には体外受精を行うと受精能があることが判明した。さらに卵管内人工授精や体外受精・胚移植を行うと健常な産仔が得られた。本手法は動物遺伝資源の保存に寄与するものと期待される。
カテゴリ 遺伝資源 輸送

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