培養を用いた放射線による効率的変異誘発技術の開発(261)

課題名 培養を用いた放射線による効率的変異誘発技術の開発(261)
課題番号 1999000638
研究機関名 農業生物資源研究所(生物研)
研究分担 放育・照射法研
研究期間 継H09~H13
年度 1999
摘要 バナナでは、不結実性のため改良が難しく、突然変異育種法が有効である。バナナの培養系を用いて、ガンマ線と倍加剤コルヒチンを処理した再分化個体群の倍数性を解析した。各再分化個体では、葉裏の気孔数と気孔長との間には高い負の相関があり、2形質の判別式から3倍性と6倍性個体を選別した。6倍性の選別個体群について、フローサイトによる核DNAのサイズから倍数性を判定した結果、6倍性は70.7%、3倍性と6倍性のキメラは19.0%、3倍性は9.8%で、キメラを含む的中率は90%で、気孔の測定は簡易検定法として有効であったが、キメラは識別できなかった。今後、キメラを含む各種の倍数体の実用特性の変異を解析する。
カテゴリ 育種 簡易検定法 バナナ

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