課題名 | 肉用牛における食品廃棄物中の脂質の消化特性の解明(117) |
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課題番号 | 1999003102 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畜産・栄養生理研 |
研究期間 | 完H08~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 中国地域で牛の飼料として利用可能な食品廃棄物のうち、脂質含量の高いものの代表として生米ヌカがある。そこで、生米ヌカについて、給与時のカルシウム塩添加が第一胃内等における飼料消化に及ぼす影響の解明、ヌカに含有されているリパーゼを利用した脂肪酸カルシウム調製の可能性を検討した。 生米ヌカ中の脂肪の消化率は、塩化カルシウムを同時に牛に給与すると改善された。生米ヌカにカルシウム塩を加え、脂肪酸カルシウムの形成を促進するための貯蔵条件を検討したが、脂肪酸カルシウム形成率は、脂肪酸の約10%でありさらに方法の改善が必要であった 。生米ヌカ中におけるカルシウム塩の効率のよい形成方法の開発を、本プロジェクトの後期において検討する。 |
カテゴリ | 遺伝資源 高付加価値 飼育技術 肉牛 |