課題名 |
ばれいしょ圃場におけるアブラムシ類の発生変動要因の解明および発生予測モデルの開発(291) |
課題番号 |
1999002525 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北海道農試)
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研究分担 |
生産環境・虫害研
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研究期間 |
継H09~H13 |
年度 |
1999 |
摘要 |
4~10年度までの圃場への有翅虫飛来データおよび羊ヶ丘気象データを検討して、積算温度による飛来時期予測を試みた。その結果、実際の飛来日に対しモモアカアブラムシおよびジャガイモヒゲナガアブラムシで1日早く、ワタアブラムシで8日早く予測された。また、ジャガイモヒゲナガアブラムシについては、10年度に越冬寄主植物上での有翅虫の発生調査を行った。その結果、飛来予測日での0℃以上の日平均積算温度551.9日度よりも少ない積算温度453.5日度で有翅虫に達していた可能性が示唆された。これらのことから、今回の予測日よりもかなり早い時期に有翅虫に達している可能性が高く、実際の飛来時期には有翅虫に達するまでの積算温度のほかに、有翅虫の飛翔に関係する風速、降雨などの温度以外の条件も検討する必要がある事が示唆された。
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カテゴリ |
害虫
寒地
ばれいしょ
羊
わた
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