馬鈴しょのシストセンチュウ個体群の識別手法の開発と新系統の出現・伝搬機構の解明

課題名 馬鈴しょのシストセンチュウ個体群の識別手法の開発と新系統の出現・伝搬機構の解明
課題番号 1999002532
研究機関名 北海道農業試験場(北海道農試)
研究分担 生産環境・線虫研病害研
研究期間 単H10~H10
年度 1999
摘要 国内で飛び火的に分布地を広げているジャガイモシストセンチュウの伝搬源や伝搬経路の解明に資することを目的とし、地域個体群間の類縁関係を調査した。国内の5発生地域(羊蹄山麓、道東、函館、美深、長崎)から個体群を採取し、rDNAのスペーサーを中心とする領域の塩基配列及びAFLP法による多型により、個体群間の類縁関係を調査した。塩基配列については、決定した1192bpの内10箇所に変異が検出された。しかしながら、その普遍性を調査した結果、同一個体群を構成する個体間で変異配列が異なったり、rDNA反復間でもしばしば異なることが明らかとなり、塩基配列比較による類縁関係の解明は困難と考えられた。AFLP法による多型解析により、デンドログラムを作製し、各個体群の類縁関係を考察した。その結果、国内の個体群は、大きく羊蹄山麓系と道東系の2グループに区分することが出来ることが明らかとなった。したがって、函館へは羊蹄山麓から、長崎へは羊蹄山麓または函館から分散し、美深へは道東から分散した可能性が最も高いと考えられた。
カテゴリ 害虫 寒地 ばれいしょ

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