ウラジロモミ個体群の交配様式に与える個体密度の影響(27)

課題名 ウラジロモミ個体群の交配様式に与える個体密度の影響(27)
課題番号 1999004698
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 森林環境・種生態研
研究期間 完H06~H10
年度 1999
摘要 高木性の風媒種であるウラジロモミの個体群(奥日光試験地、小諸試験地)を対象に、繁殖個体密度の違いが、個々の構成個体が受粉する花粉の濃度とその構成にどのような影響を与えるかを調べることによって、送粉過程における遺伝子拡散の実態について検討した。その結果、以下のことが明らかになった。1)少なくともこの樹種では,雄花の豊作年には、花粉の飛散量は数キロ程度までは個体の受粉にとって十分な量を保つ可能性がある。2)一方、個体レベルでの花粉のやりとりが高い水準を保つ範囲は高々20m程度である。3)個体が受粉する花粉のうち、遠方から飛来した花粉で受粉する割合は、その個体の近隣の個体密度、あるいはその雄花生産量によって左右される。
カテゴリ 受粉 繁殖性改善

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