| 課題名 | アオキの個体群維持機構の解明(31) |
|---|---|
| 課題番号 | 1999004701 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
| 研究分担 |
森林環境・種生態研 |
| 研究期間 | 継H10~H12 |
| 年度 | 1999 |
| 摘要 | 個体群維持に関する重要な要素である結果率(果実数/花数)と、その制限要因を調べた。アオキの結果率は花序サイズや個体サイズ、雌雄間距離に依存せず、ほぼ一定であった。これは雌として遺伝子を残すためにはポリネーターをひきつけるディスプレイがあまり貢献しないことを意味する。一方、強制受粉実験では処理と対照の結果率に差がなかったことから、花粉不足による結実の制限は起っていないことが分かった。雌花は袋をかけて無受粉状態にすると花の寿命が有意に延びることから、花粉制限を回避する戦略と考えられる。これが交配確率の低い雌雄異株性(雄と雌が別個体)と花粉散布効率の悪いポリネーターという矛盾する組合せを採用しながら雌が繁殖を成功させている鍵であると考えられる。 |
| カテゴリ | 受粉 繁殖性改善 |