課題名 |
世界遺産地域森林の管理・経営手法の開発(602) |
課題番号 |
1999005285 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
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研究分担 |
東北・経営研
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研究期間 |
継H10~H14 |
年度 |
1999 |
摘要 |
世界自然遺産に指定された白神山地の管理・経営方策の一つとして森林ガイド事業に注目し、白神山地に来訪する人々の来訪動向と森林ガイドに対するニーズ調査を行った。調査はアンケート票を用いて対面式と留置式とである。集計の結果、来訪動向はここ数年行われている他のアンケート結果と同様であり、傾向は変化していないことが判明した。すなわち、地元秋田・青森からの来訪者と首都圏からの来訪者、その他の地域の来訪者が同程度ずつおり、「世界遺産である白神山地」「原生的ブナ林」等のイメージに惹かれて、家族・友人単位の個人旅行形態で来訪しているのである。森林ガイド実施に対する認知度は3割強であり、低くもないが高いとも言えない。森林ガイドの利用率は2割強であり、認知度からするとかなり高いと言える。来訪の動機は、世界自然遺産、原生的ブナ林を求めてではあるが、もし森林ガイドを頼むとすれば気軽な散策を嗜好するなどギャップがあることもわかった。
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カテゴリ |
管理技術
経営管理
ニーズ分析
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