課題名 | 施業の多様化に対応した収穫予測(670) |
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課題番号 | 1999005357 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
林業経営・解析研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 東京、前橋、名古屋局管内のヒノキ収穫試験地について、試験地ごとの素材収穫量を推定し、林分密度との関係を検討した。間伐区と無間伐区をもった7試験地について、最新の調査時点までの素材収穫量を求めたところ、4試験地では間伐区の収穫量が多く、3試験地では無間伐区の収穫量が多かった。弱度間伐林分の収穫量は無間伐林より若干多く、強度間伐では無間伐より少ないという報告がある。前者4試験地はこれを示唆し、後者3試験地のうち2つは間伐強度が強いので、これを裏付ける可能性もあると考えられた。ただし、まだ収穫量の差は小さいので、しばらく試験地の成長経過をみる必要がある。また、収穫量は密度よりは地位指数とはっきりした正相関があった。(5-1-2) |
カテゴリ | 管理技術 収穫予測 中山間地域 |