課題名 | 雑草木の種子散布特性と人工林への侵入過程(747) |
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課題番号 | 1999005451 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
四国・造林研保護研 |
研究期間 | 継H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 高知県大豊町の80年生スギ・ヒノキ混交林、大正町の40年生スギ林、市ノ又モミ・ツガ天然生林において、それぞれ埋土種子組成を種子発芽判定法により調べた。推定された埋土種子数は80年生人工林が一番多く(1,074粒/m2)、40年生人工林(464粒/m2)、天然生林(239粒/m2)の順に多かった。三つの林分で共通して多かったのは、キイチゴ属、ヒサカキの種子であった。80年生林分では林床植生のコガクウツギの種子が最も多く、全体の半分近くを占めていた。それ以外では現存する植物以外の種子の占める割合が多く、これらの種子は外部から風や動物の活動により持ち込まれたか、過去に森林を造成したときに生産されたものと考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 いちご 管理技術 傾斜地 雑草 |