課題名 | 病虫獣害発生情報の収集と解析(760) |
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課題番号 | 1999005465 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
四国・保護研 |
研究期間 | 継H01~H14 |
年度 | 1999 |
摘要 | 愛媛県西南部のウバメガシ天然林に見られたホリシャキシタケンモンの大発生は、越冬幼虫数の減少とともに終息した。大発生個体群の崩壊には、緑きょう病菌による幼虫硬化病の蔓延が関与していたと思われる。高知県内のソメイヨシノに多発している幼果菌核病に、ヒキオコシコブアブラムシが関わっていることが示唆された。香川県のヒノキ壮齢人工林において、ヒノキ根株心材腐朽による生立木の枯死被害と心材腐朽被害が確認された。腐朽木は腐朽部の地上高が1.7mに達し、根株部横断面における腐朽部の占有面積が約30%以上になることがあるため、将来材価に大きく影響するものと考えられる。 |
カテゴリ | 管理技術 経営管理 傾斜地 中山間地域 ひきおこし |