課題名 | 大型草食獣が暖温帯の植生に及ぼすインパクトの評価と軽減(781) |
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課題番号 | 1999005492 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・鳥獣研 |
研究期間 | 継H07~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | スズタケを指標植物にしてニホンジカが植生に及ぼすインパクトを評価した。1972年に設定されたスズタケ刈り払い試験区に2箇所、無処理区に4箇所、スズタケ群落内に1箇所調査区を設け、それぞれ刈り払い区、無処理区、対象区とした。刈り取り区、無処理区、対象区の密度(1平方メートルあたり)は19.8本、35.2本、56本となり、刈り取り試験跡地に近い程密度は低くなっていた。刈り取り区、無処理区、対象区の平均稈高は78.3cm、123.7cm、256.0cmとなり、刈り取り試験跡地に近い程稈高は低くなっていた。これらの結果は、調査地にスズタケの回復を阻害するインパクトが継続してかかっていることを示しており、その程度は刈り取り区でもっとも強かった。 |
カテゴリ | 亜熱帯 害虫 管理技術 |