課題名 | 紫外線照射によるカンキツのフィトアレキシン、スコパロン誘導の品種間差異(37) |
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課題番号 | 1999001411 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
カンキツ・育種研 |
研究期間 | 完H09~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 病原菌の感染により生成する抗菌性物質(ファイトアレキシン、PA)であるスコパロンを利用してカンキツに病害抵抗性を付与できる。このPAを多く産生するカンキツを選抜するために、紫外線(UV)照射を利用し、選抜法を確立し、PA産生量の品種間差異を明らかにした。幼果、幼葉、成果、成葉ともUV(290μw/cm2)の20分間照射後、25℃湿室に4日間放置したサンプル中のPAの産生量で品種間差異を判定ができることを明らかにした。なお、その手法を用い、30品種についてPAの産生力を検討して品種間差異を明らかにした。キンカン、ユズ、ヒュウガナツ等で最も多く、ウンシュウミカンが比較的多く、オレンジ類で低かった。 |
カテゴリ | 遺伝資源 温州みかん きんかん 台木 日向夏 病害抵抗性 品種 ゆず その他のかんきつ |