課題名 | 果実せん孔性及び吸汁性害虫の天敵微生物の探索と利用技術の開発(221) |
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課題番号 | 1999001620 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
リンゴ・虫害研 |
研究期間 | 継H09~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | モモシンクイガに対して最も病原力の強い菌種であるPaecilomyces fumosoroseusについて、収集した46菌株の中から病原力の強い菌株の選抜を行った。選抜は菌液を非滅菌土壌に106cfu/土壌1gになるように混和し、そこに供試虫を放飼する方法で行った。その結果接種菌によるり病率は40~92%であり、菌株間に大きな差がみられた。最も病原力が強かったのはFRP99であり、り病率が90%を越えたのはこの菌株だけであった。モモチョッキリゾウムシに関しても同様の接種試験を行い病原力の検定を行ったが、それぞれの菌株のり病率は0~42%であり、病原力の強い菌株を選抜することはできなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 生物的防除 もも |