課題名 |
DNAマーカーを利用した耐虫性遺伝子に関する効率的選抜技術の開発(107) |
課題番号 |
1999002927 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試)
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研究分担 |
企連地域基盤・遺伝解析研企画
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研究期間 |
継H08~H13 |
年度 |
1999 |
摘要 |
RFLPマーカーを指標として、第3染色体のGrh4(t)が固定している系統として21系統、第11染色体のGrh2が固定している系統として17系統が選抜され、それらのB1F5を系統栽培し、耐虫性以外の農業形質について戻し交雑親であるトヨニシキと比較した。その結果、Grh4(t)が固定した準同質遺伝子系統として98GRH22が、Grh2が固定した準同質遺伝子系統として98GRH30が選抜された。これらの耐虫性遺伝子周辺のグラフィカルジェノタイプを調べたところ、98GRH22は、中母農6号が持つ2ヶ所のLepe dumai由来の染色体部分のうち、第3染色体の領域を持ち、98GRH22の第11染色体の領域はトヨニシキ型に置き換わっていた。逆に98GRH30は、第11染色体の領域のみLepe dumai型であった。
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カテゴリ |
育種
水稲
DNAマーカー
低コスト
品種
良食味
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