課題名 | 秋冬季多雨・多雪地帯における濡れによる葉への浸潤ストレス耐性の解明(153) |
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課題番号 | 1999002971 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継H08~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | ソラマメの融雪水による濡れストレス耐性機構を形態的な面から検討した。耐雪性強ソラマメ品種は越冬前の草丈・節間長が短く、総葉数・茎葉生重・個葉面積・総葉面積が小さかった。積雪下において水の浸潤や葉の無機養分の溶脱を促進する葉面の傷の数は、耐雪性強品種は他の品種と比較して顕著に少なかった。葉のK、Ca、Mg含有量は積雪下で低下し、耐雪性強品種の低下量は他の品種よりも小さかった。以上から、耐雪性の強い品種は茎葉が小さいことによって根雪前の傷害が少なく、融雪水による葉の浸潤や無機養分の溶脱が少ないと考えられた。 |
カテゴリ | 管理技術 水田 そらまめ 品種 |