課題名 |
DNAマーカーと半数体育種法を利用した効率的な耐病性選抜法の確立と高度耐病性小麦の育成(187) |
課題番号 |
1999004539 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ)
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研究分担 |
生物資源(主研)
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研究期間 |
継H09~H11 |
年度 |
1999 |
摘要 |
CIMMYTでは広範な遺伝資源を利用してコムギの重要病害であるさび病・赤かび病等に対する耐病性品種育成が行われている。本課題ではこれら耐病性育種を一層効率化するため、マーカーによる間接選抜法の確立を目指す。集団を圃場で育成し赤かび病・黄さび病の評価を行う一方で、各系統の抵抗性とRFLPやマイクロサテライト(SSR)等のDNAマーカーとの関連を検討中である。SSRマーカーは約65%とRFLPマーカーの約45%に比べて両親間での多型の頻度が高く、また、多型の検出が簡易であること等から、今後はSSRマーカーを主体とした解析を進める。これまでに得られた290のマーカーを基に連鎖地図を作成し、赤かび病及び黄さび病抵抗性遺伝子の遺伝的な解析を進める。他の集団ではバルク法を利用して抵抗性遺伝子のためのマーカーを選定する。
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カテゴリ |
育種
遺伝資源
小麦
耐病性品種
DNAマーカー
抵抗性
抵抗性遺伝子
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