課題名 | ナホトカ号重油流出にともなう陸棚域生態系(浮魚類)への影響に関する研究(47) |
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課題番号 | 1999006046 |
研究機関名 |
日本海区水産研究所(日水研) |
研究分担 |
漁業資源・資源生態研資源評価研 |
研究期間 | 止H10~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 9年1月のナホトカ号重油流出事故が浮魚・頭足類卵稚仔に影響を与えた可能性について、能登半島周辺海域で6~10年5月に行われた卵・稚仔分布調査結果から検討した。カタクチイワシ、キュウリエソ、ホタルイカの卵の採集量は、能登半島西海域で9年の採集量が6~10年で最も少なかった。この海域の9年の水温・塩分は特異的ではなかった。カタクチイワシ卵の採集量は毎年海域間の差異が大きく、また、キュウリエソ卵の減少は10年にも見られた傾向のため、流出重油の影響の有無については判断できなかった。卵の採集量の変動が重油の影響によるのか他の環境要因の変動によるのかの判断は困難なため、10年度で中止する。 |
カテゴリ | きゅうり 評価法 |