流出油が沖合生態系に及ぼす中・長期的影響の解明(46)

課題名 流出油が沖合生態系に及ぼす中・長期的影響の解明(46)
課題番号 1999006048
研究機関名 日本海区水産研究所(日水研)
研究分担 海洋環境・生物生産研(部長)
研究期間 継H10~H12
年度 1999
摘要 ロシア籍タンカー「ナホトカ号」の沈没による流出重油の沖合生態系に及ぼす長期的影響のモニタリング手法を検討するために、6月に重油漏出地点を中心とした沖合域においてプランクトン分布、海水と生物体内の油分濃度を調べた。重油漏出海域における動・植物プランクトン出現量は対照域(富山湾)と比べて少ないという傾向は認められなかった。また、プランクトン現存量(湿重量・クロロフィルa量)、海水および動物プランクトン・キュウリエソの油分濃度は既往の報告値の範囲にあり、通常の自然海域で観察される値であった。これらの結果から、重油汚染が沖合域のプランクトンを基点とする食物連鎖に及ぼす影響は少ないであろうと判断される。
カテゴリ きゅうり 評価法 モニタリング

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