課題名 | 流出油が沿岸岩礁域生態系に及ぼす中・長期的影響の解明(45) |
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課題番号 | 1999006056 |
研究機関名 |
日本海区水産研究所(日水研) |
研究分担 |
水産業研究(部長) |
研究期間 | 継H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | ロシア籍タンカー「ナホトカ号」が漂着した水域近くの定点について10年3月に調査を実施した。その結果、植物は成長期であったにもかかわらず全般的に成育量は少なかった。動物については量的には特に劣ったものは少なかったが、タマキビ類は棲息量が若干少なく、殻高組成では小型個体が少ない傾向が見られた。岩盤や転石表面には重油の付着はほとんど見られないが、岩盤の割れ目には事故当時に重油によってへい死したと見られるアラレタマキビの死骸も散見された。調査地点外であったが、転石地帯の石の下を掘り返すと油が浸みでてくる状況も確認した。 |
カテゴリ | きび 評価法 |