課題名 | 線虫抑制効果をもつえん麦近縁野生種(A.strigosa)の育種素材化(146) |
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課題番号 | 1999003394 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
草地・牧草育種研(上席) |
研究期間 | 完H08~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 九州3号とA.strigosaの交配後代(F4)の中で、16系統は種子に長い3本の芒を有し、10系統は中~長の1本の芒を有し、種子親(A.sativa)とは異なる特徴を示した。また、九州4号および九州1号との交配後代(F4,F5,)には、両親と異なる顕著な特性は認められなかったが、特異性を示す個体も認められた。主な育種目標である早生、耐倒伏性を考慮して、九州3号との交配後代から3個体、九州4号,1号との交配後代から各1個体、合計5個体を選抜、採種し、素材化を完了した。センチュウ抑制効果があり、飼料作物用品種の育成に活用可能な素材を育成した。素材化した材料は脱粒し易いので、品種育成ではこの点の改良が必須である。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 えん麦 飼料作物 品種 |