課題名 | 種属間交雑による不良環境適応・極早熟性さとうきび品種育成技術の開発成(248) |
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課題番号 | 1999003520 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
(国研センター作物開発・きび育種研沖縄支所) |
研究期間 | 完H06~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 1.インドネシア産野生種を用いてKRSp93-4、7等、ブリックスが10~13%程度、萌芽性が優れる多数の優良系統を作出した。また、優良な雑種第1代系統を用いて、実用品種並のブリックスを備え生育が極旺盛な戻し交雑世代を作出し、第2次選抜試験に供試した。2.極早期出穂性野生種の遅れ穂を用いてNiF8の後代を作出した。その内には極早熟性で萌芽性が優れる系統が多数認められる。3.極早期出穂性野生種の凍結貯蔵花粉を用いた交配法を確立した。採取した花粉を20℃、相対湿度50%程度の室内で2時間程度風乾し花粉含水率を10%程度に下げた後に-80℃程度で凍結すると、3ヶ月後に交配した場合でも花粉が稔性を持ち、F1を作出することができる。 |
カテゴリ | 加工 さとうきび 需要拡大 品種 |