水田輪作へのケナフの導入条件の解明

• 課題番号: 1999000048
• 研究機関名: 農業研究センター（農研センタ）
• 研究分担: 耕地利用・作付体系研
• 研究期間: 新Ｈ１１～Ｈ１３
• 年度: 1999
• 摘要: ケナフは比較的多湿条件に適応するとともに新規用途、環境負荷軽減機能等が注目されていることから、遊休水田や耕作放棄水田へ導入する新規の転作作物の一つとして期待されている。そこで、転作作物としての適応性、後作物に及ぼす影響について検討する。１１年はケナフの各生育ステージにおける耐湿性について検討する。１２、１３年は耐湿性について引き続き検討するとともに、ケナフが後作水稲に及ぼす影響について、土壌養分環境、水稲移植時の作業性、水稲の生育・収量、ケナフ作付効果の持続年限等の視点から検討する。これらから、輪換畑へのケナフ導入の問題点とその対策が明らかになり、休耕田等へのケナフ作付け拡大が期待される。
• カテゴリ: 水田 耐湿性 低コスト 輪作