水稲移植用苗箱低減化のための精密条播・育苗技術の開発

• 課題番号: 1999000065
• 研究機関名: 農業研究センター（農研センタ）
• 研究分担: 機械作業・水田機化研
• 研究期間: 新Ｈ１１～Ｈ１３
• 年度: 1999
• 摘要: 稚苗移植栽培での必要箱数は現在１０ａ当たり約２０箱であるが、これは一株植え付け本数のバラツキが大きいために、植え付け時の掻き取り量を増やすことに起因している。本研究の目的は掻き取り量のバラツキを押さえて必要箱数を１２箱程度にまで減らすことにある。１１年度はシート播種のためのシートと発芽特性の検討を行う。１２年度は播種シートへの精密播種法の検討を行う。１３年度にはこうしてできた播種シートマット苗の田植機適応性試験を行う。その結果、１株あたりの立毛本数のバラツキを押さえた条播育苗技術を確立され、必要苗箱数が少なくなり、田植え作業時の軽労化と効率化が期待される。
• カテゴリ: 育苗 軽労化 自動制御 水田 水稲 低コスト 播種