課題名 | 高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(153) |
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課題番号 | 1999000148 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
作物開発・豆類育種研 |
研究期間 | 継S62~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 耐冷性の育種素材として用いられる樺太・千島・道東地方の在来種に特有にみられる受精様式(閉花受精)と耐冷性との関係を明らかにするために、閉花受精の遺伝分析を行った。受精様式は1遺伝子支配で、開花受精が閉花受精に対して優性であった。また、受精様式を支配する遺伝子は、毛茸色を支配する遺伝子Tと28%の組換価で連鎖しているのみならず、開花の早晩性を支配する遺伝子とも連鎖していた。以上の結果より、受精様式を支配する遺伝子、開花の早晩性を支配する遺伝子、毛茸色を支配する遺伝子Tの三者は連鎖しており、第1連鎖群に座乗していることが明らかになった。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 育種 遺伝資源 加工適性 栽培技術 新品種 品種 |