課題名 | 作物ファイトプラズマの病原性の解析(163) |
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課題番号 | 1999000160 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・マイコ病研 |
研究期間 | 継H08~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | 9年度までにレタス萎黄病ファイトプラズマをシュンギクで継代し、野生株と異なる病徴を安定して示す株(LY2)を選抜した。このLY2について宿主範囲及び組織学的解析を行った結果、宿主範囲では、供試した17種の植物の内、14種が発病し、野生株(LY1)と差異が認められなかった。しかし、組織学的には、LY1では師部が著しく増生し、植物の正常な成長及び組織分化を顕著に阻害するが、LY2はその阻害が軽度であり、病徴発現過程において、LY1とは明らかに異なっていた。また、ファイトプラズマ病の病徴発現機構等、病原性の生化学的解析を目的として、感染植物からのファイトプラズマ部分純化試料を二次元電気泳動法によって分離した結果、N末端アミノ酸配列解析結果から、ファイトプラズマ由来と推察される膜タンパク質を分離した。 |
カテゴリ | 病害虫 萎黄病 害虫 管理技術 しゅんぎく レタス |