近赤外分光法による生体液の連続モニタリング手法の開発(44)

課題名 近赤外分光法による生体液の連続モニタリング手法の開発(44)
課題番号 1999004165
研究機関名 食品総合研究所(食総研)
研究分担 分析評価・非破壊研
研究期間 継H08~H12
年度 1999
摘要 本研究では、乳牛の胃液・血液などの生体液の有する近赤外スペクトル情報から乳牛の栄養・健康状態を迅速・簡便に把握する技術体系を確立することを目的とする。10年度は、胃液、血液、牛乳のスペクトルの簡易・オンライン計測装置を試作し、それぞれ計測を試みた。胃液に関しては、フィステル牛を用いた胃液スペクトルの経時的なオンライン計測に成功した。血液に関しては、採血管内血液のスペクトルを反射方式で測定する光ファイバープローブおよび専用の分光装置を設計・試作し、山羊を用いて確認試験を行った結果、ヘマトクリット、ヘモグロビン、酸素の定量分析で良好な検量線が得られた。相関係数はヘマトクリットで0.99、ヘモグロビンで0.99、酸素で0.90であった。今後、色々な飼料条件下でデータの蓄積を行い、生体液のスペクトル情報と乳牛の栄養・健康状態との関係を解明する。
カテゴリ くり 乳牛 評価法 モニタリング 山羊

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