課題名 | 酪農経営における群管理飼養技術の検討と評価(18) |
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課題番号 | 1999001156 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
草地基盤・体系評価研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 経産牛飼養頭数規模100頭以上への拡大にあたってフリーストール・パーラ方式への移行農家が多い。その投資額は牛舎・施設のみで1.5~2.0億円、糞尿処理施設や乳牛導入費を加えると総額2~2.5億円に達する。成牛1頭当たり投資額は175~250万円で、この償還には栃木県の多頭飼養酪農家が得る平均利潤で償還すると、50~75年を要する。現実には各種の補助事業を利用しているので、その補助残(投資額の30%程度)に長期低利資金を利用し、その返済に酪農経営が上げる資本利子、地代、利潤の全てを当て、かつ、償還期間には新たな投資をしないことで、償還期間は15年となりかろうじて営農は成立する。したがって、多くの農家で収容頭数以上の頭数を飼養されるが、そのことによる飼養管理上の問題を生じさせている。 |
カテゴリ | 経営管理 飼育技術 乳牛 評価法 |