課題名 | マメ科牧草におけるゾウムシ類の発生生態の解明と防除法の開発(111) |
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課題番号 | 1999001260 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
環境・害虫制御研 |
研究期間 | 完H07~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | マメ科牧草を加害するゾウムシ類のうち、主にオオタコゾウムシについて生態と防除法について調査した。本種はアルファルファも加害するが、むしろシロクローバを好み、レンゲは加害しなかった。本種の生活史は、越夏した成虫が9月下旬から10月初めに圃場に現れ、クローバの葉柄内に産卵する。産卵は12月頃まで行われる。孵化した幼虫は葉を食害し、4月下旬から5月に終齢幼虫となり、6月に成虫となって、後食した後、6月の天気の良い日に牧草の先端から飛び立って分散する。本種の発育と温度との関係や、天敵微生物による防除法などについても明らかにした。 |
カテゴリ | 病害虫 アルファルファ 害虫 管理技術 飼料作物 防除 れんげ |