課題名 | 家畜排泄物の敷料等再利用技術の開発(159) |
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課題番号 | 1999001325 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
環境生態放牧利用・衛生管理研作物栄養研施設工学研土微研(筑波大学) |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 牛の敷料に堆肥を使う技術を開発するために、堆肥の乾燥特性の検討と発酵堆肥の敷料利用実態を調査した。その結果、堆肥は含水率によって水分拡散係数が異なる特徴を持つ。高湿度時に送風しても乾燥効果は期待できず、逆に加水させる。堆肥の発酵温度が高い場合は、生糞中に多数含まれた大腸菌は堆肥中にほとんど検出されなかった。敷料として利用する間に牛床上で堆肥の乾燥は進む。堆肥の電気伝導度は堆肥だけを循環させると良質堆肥の上限とされる5mS/cmを越えるが、バークの混合で5mS/cm以下にできること等が明らかになった。また、牛床の敷料中で大腸菌や土壌線虫類は増殖する可能性が示されたが、現在まで細菌性および寄生虫性疾病の増加は認められていない。 |
カテゴリ | 乾燥 管理技術 飼料作物 |