課題名 | 多スケールリモート計測とモデリングによる植物機能評価手法の開発(167) |
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課題番号 | 1999000876 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境管理・隔測研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 分布密度の粗な植物群落を対象とする場合や、センサ性能からみて十分な空間分解能が得られない場合にも、遠隔計測データから植物の活性情報を抽出することを目的に、植物を含む地表面複合データから、最小画素内に存在する植生の生理活力を推定する手法を考案し、実測データにより検証した。任意のピクセルを植被率と[表面温度-気温]の2次元平面における相対位置指標で表現し、全ての植被は湿潤裸地、乾燥裸地、湿潤植生、乾燥植生の4つの頂点の中に位置すると仮定した。植被率は可視・近赤外の、[表面温度-気温]は熱赤外のリモートセンシングによってそれぞれ求められた。実測した光合成速度や蒸散速度と指標との間には密接な関係が得られ、この手法の有効性が明らかになった。 |
カテゴリ | 乾燥 管理技術 ブロッコリー リモートセンシング |