課題名 | 胚幹細胞の成立機構の解明 |
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課題番号 | 1999001025 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
繁殖・発生分化研 |
研究期間 | 新H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 国内外を問わず多くの研究機関においてウシ、ブタ、ヤギおよびヒツジなど家畜の生殖幹細胞の樹立に関する研究がなされているが、ブタ以外では生殖系列キメラ形成能が証明された株は報告されていない。そこで本研究では、これまでに開発した生殖幹脂肪の分離・濃縮技術と培養系の基盤に立って、新たな家畜の生殖胚幹細胞株の樹立に関する研究を行う。また、生殖幹細胞をドナー細胞とした核移植技術が確立されれば、従来は生殖系列キメラを形成する能力がないか、あるいは失われた生殖幹細胞からでも個体作出が可能となり、遺伝子組換えが体細胞より容易な生殖幹細胞の利用性が向上する。そこで、生殖幹細胞を核移植のドナー細胞として利用するための研究を行う。 |
カテゴリ | 繁殖性改善 羊 豚 山羊 |