課題名 | 既往の家畜排泄物処理利用システムの評価-養鶏における処理・利用方式の評価(172) |
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課題番号 | 1999001129 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
飼養環境・汚染浄化研(上席) |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 中・四国、北九州方面の採卵鶏経営にアンケートを行い、40戸から回答を得た(平均飼養羽数46、400羽)。鶏舎の構造は開放型が4分の3を占め、低床式が7割を占めることから臭気・粉塵対策の困難性とふん搬出の労力的負担がうかがわれた。搬出方法はフロントローダーが約半数を占め、自動化されているのは1割にも満たない。処理方法ではハウス乾燥と堆肥舎への堆積が多い。縦型発酵槽等の密閉式の装置が少ないので、臭気対策は難しい。火力乾燥や焼却もわずかながらあり、二次的な臭気発生や大気汚染等が懸念される。鶏舎洗浄水用の浄化槽の設置農家は1戸のみであった。卵価の低迷から、超低コスト処理と堆肥の販路確保に要望が集中していた。 |
カテゴリ | 環境負荷低減 乾燥 経営管理 低コスト 鶏 |