貯蔵セル成型苗の生理生態特性の解明(12)

課題名 貯蔵セル成型苗の生理生態特性の解明(12)
課題番号 1999001694
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 生理生態・作型開発研
研究期間 完H08~H10
年度 1999
摘要 セル成型苗を用いた機械定植技術の確立を図るため、定植適期の拡大のための低温による苗貯蔵技術について検討した。キャベツ、ハクサイ、レタス、チンゲンサイについて、貯蔵性の作物間差について検討したところ、キャベツが最も貯蔵性が高く、中肋の発達したハクサイ、レタスでは劣った。貯蔵前の灌水制限やABAの底面給水処理でキャベツセル成型苗の貯蔵性が高まった。また、10%程度の炭酸ガスによるMAP貯蔵では効果が認められなかった。貯蔵温度が低いほど、貯蔵中の炭水化物の消耗が抑えられ、苗質を高く維持することができた。これらの結果から、入庫前に灌水を制限し、入庫後は5℃程度の低温に維持することで、貯蔵中の苗質の低下を防げることが明らかになった。
カテゴリ キャベツ 栽培技術 チンゲンサイ はくさい 保存・貯蔵 レタス

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